通関士 合格体験記 K.Eさん 大阪市北区 25歳 女性
(1年目:通関士総合講座(早期スタートパーフェクトコース))
私の合格体験記
私は大学卒業後、金融業の営業職として働いていました。特にやりがいを感じず、ただ数字に追われる毎日の中、いずれ結婚し育児をするとなると手に職がない私は再就職、転職に不利だと考えるようになり、転勤を機に2年で早々と辞め転職をしました。大学時代に学んだ英語を生かし、何か学びながら働ける仕事をと思い貿易事務を選び、通関業者で働いています。
こちらの学校を知ったのは職場の先輩の紹介です。評判もよく少人数制という点に惹かれました。そしてこの好きな仕事を基礎から理解しながら資格を取得したいと思い、2月の早期コースでの受講を決めました。
1月のプレ講座後にテキストを購入し、職場までの通勤バスの15分間の往復で、ネットサーフィンをやめ、テキストを読むことに費やしました。これは試験直前まで続けた習慣で毎日数分でも試験勉強ができていたと思います。
講座スタートの時、私は貿易業界で働いているとはいえ、当時はわずか10か月の未熟者でしたので、意味の分からないことばかりでした。授業はただ試験に出る語句を覚える、解き方を覚えるというものではなく、貿易、通関の流れ、どうしてこうなるのかという視点からの講義でこれまで無理解のまま行っていた業務も理解ができ、毎週土曜日の授業が楽しみでした。
5月末までは通関士の過去問題集を繰り返し解き込みました。次第に問題の雰囲気を覚えて解くようになり、先生に相談すると次のステップとして通関士試験問題・解説集を紹介していただき、6月からそちらに取組み、繰り返し解きました。
月一回の月末テストや、全クラス合同で行う合同確認テストでは普通の問題集にのっていない難しい問題が出題され、まるで実力診断テストのように、毎月の理解度合を確認することができました。私はテストや模試、授業のプリント、日々の問題集を解く中で誤ったり迷った問題は、必ずテキストに立ち返り、その箇所にラインを引いたり書き込みを行うようにしていました。時期ごとにラインの色を変えていたので、色んな色で引かれている場所はよく出題されるし、かつその度に間違えていると気が付くことができ、通勤中のテキスト読みで、繰り返し復習をすることにより理解を深めていったように思います。このボロボロのテキストはずっと捨てることができないと思います(笑)
8月の全国模擬試験では満足の結果でしたが、9月の校内模擬試験では実務問題の時間が足りずボロボロ・・・本番まで不安との戦いでした。先生は関税法、通関業法はさらっとやって実務問題に注力したほうがよいと言っておりましたが、結局10月に入ってもまだ私は3科目すべてをもくもくと復習していました(汗)。そして直前まで実務問題に自信が持てない状況でした。本試験結果は、通関業法は1問誤り、関税法も余裕でしたが、今年の試験の実務問題がたまたま簡単になっていただけで、これまでのような難しい問題だったら・・・と思うと、やはり試験勉強の後半は実務科目の勉強に注力したほうが良いと思います。すべての科目で合格点をとらなければいけない!というのがこの試験ですから。今年受験した私はやはり運が良かったです。
私は当初から1年で必ず合格する!と決め、大学受験ぶりにかなり勉強しました。今振り返るともっと要領よく勉強できたなと思う点もありますが、この9ヵ月の努力は自分の今後の糧になると思います。先生の熱いご指導、周りの生徒さんの理解度に圧倒されながら、良い刺激を受け無事合格することができました。きっと独学では仕事との両立の中、厳しかったと思います。
今後もこの資格を生かし、経験を積んでいきたいと思います!!
先生本当にありがとうございました!!!
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